2020

本年もたくさんの方に益々お力添えいただき、無事に一年過ごせたことを感謝申し上げます。

 

さて、私には9歳の離れた弟がいます。

彼が母の胎内にいると知ったとき、とても嬉しい感情になったことをよく覚えています。

 

誕生してからも、味方ができたような気持ちになったことも、よく覚えています。

特段楽しい小学校生活ではなかった当時、家に帰ると、まっすぐに私を慕う彼の笑顔や私の名前を呼ぶ声にとても救われていたし、幸せだった。

そんなんで可愛がりすぎたばかりに、完全に上下逆転、ほんの数年前まで、姉に対する尊敬なんて微塵も感じられなかった。

 

ところが、この数年で急にすごーく優しくなって、応援してくれるようになって、助けてくれるようになった。

内面にたくさんの変化が訪れたのでしょう。

わたしも、変わったのだと思う。

 

2020年12月。

この月が誕生日の姉に、突然連絡をくれた弟、都内にいるなら拾ってあげるよと、ドライブしてなぜか2人で東京タワーに行った。

チケット売り場で、"誕プレってことで"と弟が支払いをしてくれて、姉は胸が熱くなった。

まさか!あの弟が姉に誕生日のお祝いを!(幼少期に母に書かされていた手紙以来)

 

朱色の階段を600段上りながら、あんなに小さかったのに、なんて背中を見ていた。

 

あぁ、いい時間だな。

 

2020年はヘンテコな一年だったけれど、こんな時間が過ごせたのは、もしかしたらこんな一年だったからかもしれない。

 

大変な状況のとき、今だけにのめり込むとそれはとても苦しく感じられるけど、本当はいいもわるいもなくて、全て経験があるだけ。

それなら明るく、楽しく、生きていこう。