ABOUT US

革に触れ、切りだし、縫って、
かたちにすること

ここからはじまり

原点は、母の日、あるいは
お誕生日を迎える大好きな友達のため。
幼い頃から、
誰かのためのものづくりが好きでした。
楽しい気持ちになってくれたら、アイデンティの一部になってくれたら・・・
誰かを思って作った一点ものone-offが
バリーシェルのはじまりです。

素材手配からデザイン、縫製、仕上げまで、
私一人の手で行っております。
そのためお客様の繊細なご希望にも柔軟な対応ができます。

直接使う方にお会いできない場合でも、作るときには必ずその先に人がいる。
ものを深く、長く愛でる楽しみを使っていただくみなさまと共に作り出したい。
昔も、今も、そしてこれからも変わらない在り方です。

革とデザイン、美しさ

革の質感、手触り、密な繊維、
素晴らしい点はいくつも挙げることができます。
私はその中でも、
しなやかな繊維の優しさに魅せられています。
寄せたり裏からしごいたりして、繊維を馴染ませて縫い上げると、
とても美しいラインを描いてくれます。

光が当たり陰が落ち、全容が明らかになるかたち。
目に見える陰影と、手に触れる段差や膨らみを意識して製作をします。

天然素材本来の美と、立体に仕立てることで生じる光と影を掛け合わせるようにして、
お使いいただくみなさまとその美しさを分かち合えたら、と思います。

「このポケットが
もう少し大きければ文庫本をしまえるのに。」
「荷物が多いので、
マチ幅があと3㎝あったらな。」

ライフスタイル、趣向など、おひとりおひとりの「あと少し」
に寄り添ってご希望を叶えていきます。

そしてそういったご希望は、デザイン、製作、
販売まで一貫する私にとっても、環境負荷を鑑みても、
必要な分を必要な分だけ作る、ごく自然で無理のないことです。

また、作ったバッグなどのメンテナンスを通して、
みなさまとのコミュニケーションが続いていく喜びもあります。

私の持てる技術とオープンマインドで、
目の前のあなたと私で今生まれるやりとり、
そこから生まれるものづくりの楽しさ、喜びを
これからもお客さまと共に作り出したいです。

プロフィール

谷田貝 陵子Ryoko Yatagai

2001 年 埼玉県立新座総合技術高校、服飾デザイン科卒業。

2004 年 文化服装学院 バッグデザイン科卒業。
都内ハンドバックメーカーにサンプル職人として勤務。パターン、デザインを担当。

2012 年 埼玉県朝霞市にて、企業OEMサンプル製作、顧客のフルオーダーメイド製作を始める。

2016 年 公募型展示会への出展を機にオリジナルデザインのバッグと小物の製作販売を開始。